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毛穴の黒ずみが気になると、その黒ずみをなんとかしたいと思いますよね。
一時期大流行した鼻や小鼻の毛穴パックは角栓を除去するアイテムグッズとして大変人気がありました。
私自身も使っていた時期があります。
使用した時は、はがしたパックを見ると、すごく角栓が取れているのでとっても効果があるように感じますよね。
しかし、鼻や小鼻の毛穴パックにはたくさんのデメリットとそこから引き起こされる肌への危険もあるのです。
角栓パックにデメリットがあり、ひいては肌に対して危険なトラブルを引き起こしてしまう理由は、一体なんなのでしょうか?
角栓パックのデメリットと危険性
シートタイプの角栓パックをお使いになられたことがある方ならご存知だと思うのですが、パックをはがす時、肌が引っ張られ剥がされる感覚と多少の痛みがありますよね。
あの肌が剥がされる感覚と痛みがあるということは、毛穴の角栓だけではなく、皮膚の一部もはがしている証拠でもあるのです。
つまり毛穴パックにより大事な角質や、必要な皮脂まで角栓と一緒に剥がしとっているという事なのです。
こうして肌が剥がされ傷ついてしまうと、お肌のキメも荒れてしまい、余計に毛穴が目立ってしまいます。
また、剥がされた箇所(=傷)から細菌が入り込んで炎症を起こしてしまう可能性もあります。
シートタイプの毛穴パックは、毛穴に粘着剤をくっつけてそれを無理矢理はがすので角栓は抜けるものの、抜けた角栓の後の毛穴自体は広がったままなのです。
その、ポッカリと穴が空いたようになった毛穴は開いたままなので、新たな汚れが蓄積しやすくなります。
そして当然、広がったままの毛穴には今までよりさらにたくさんの汚れが溜まりやすくなり、それが原因でより大きな黒ずみができてしまうという負のスパイラルが起こってしまうのです。
このスパイラルが続くとやがて、特別なケアなく毛穴パックを頻繁に使えば使うほど、だんだんと毛穴サイズが大きくなってしまいます。
もはやこうなってしまうと、もはや毛穴サイズ自体の広がりは小さくできません。
安全に角栓パック使う方法
ではどうしたら良いのかというと、どうしても使いたい方は、「毛穴パックは数ヶ月おきの顔の大掃除!」と考えてされてはいかがでしょうか。
やはり、皮膚の事を考えるとあまりおすすめできませんので、絶対に使い過ぎることのないようにしましょう。
その際、無理やりひっぱって剥がさず、優しく剥がすようにしてください。
そして必ず、使用後は間髪いれずに毛穴を引き締める効果のあるビタミンC配合などの化粧水をたっぷりつけて、保湿クリーム等で肌の水分を封じ込めましょう。できれば使用後は強い日差しがパックをした部分に当たらないようにもしたいですね。
とはいえ、「毛穴の汚れが気になって…」「角栓が気になって….」という方もいるかとおもいます。
そういったもう日常的に毛穴パックを使ってケアしたい方には、よくある濡らしてシートを貼るタイプの角栓パックではなく、塗って洗い流すタイプがおすすめです。
この場合、剥がすという肌に負担をかける事がなく、力任せに無理やり角栓を抜くような形で除去するのではないので、シートタイプに比べておすすめできます。
ただし、こちらも除去後のスキンケアは保湿をきっちり行う事は忘れないようにしてください。