毛穴は気になり出したらなんとか早く綺麗に、そして目立たないようにしたいですよね。

しかし、一旦広がってしまった毛穴は簡単に戻りません。
そして、遺伝的にもともと毛穴の大きい体質の方はそれ以上に小さくすることは難しいのです。
また、一時的な毛穴のキレイさを創りだそうと爪などで詰まった角栓を無理矢理押し出すのもいただけません。
毛穴パックの危険性と同様、肌トラブルや毛穴の広がりを助長してしまう事もあります。

>> 毛穴パックによる肌トラブルと危険性

毛穴を早急になんとかしたいという気持ちはよくわかります。しかし毛穴ケアに近道はありません。
だからこそ、毛穴ケアは日々の努力の積み重ねが大事なのです。

では、その毎日の毛穴ケアはどのようにすれば良いのでしょうか。

日々の洗顔ですべき事

基本は洗顔です。化粧をしっかり落とすことが最重要です。
ここで、もしオイルクレンジングを使用されている方がいれば、オイルクレンジングは綺麗に落ちますが、必要な皮脂まで落としかねませんので、ササッと手早く洗いきることがポイントになります。

また合わせて、洗顔前に毛穴を開かせる為に、蒸しタオルを使用する事をおすすめします。

つぎに、洗顔料も非常に大切です。
しっかりヘアムースに使用する程度の量になるように、
また手のひらの上で泡が立つくらい、しっかり泡立ててから洗顔します。

泡立てた洗顔料を顔につけたらクルクルマッサージするように優しく優しく洗います。
顔に手指を押し付けてゴシゴするべきではありません。しっかりそれでいて優しく泡で撫でるように洗いましょう。

ここで鼻の毛穴や角栓が気になる場合はワンポイントです。
親指と中指の腹をつかって鼻の付け根(小鼻)の部分をはさんでやさしく洗います。
そうすれば、白っぽくニョロっと出ている鼻の角栓が、徐々にとれていきます。

日々の洗顔あとにすべき事

洗顔後は、化粧水です。
毛穴ケアに大事なことは化粧を綺麗に落として、水分を維持することですのでしっかり化粧水を浸透させねばなりません。

そこで、ポイントは、コットンを使用して化粧水をつけることです。
手で直接つけると、手に化粧水が吸収されてしまいますので、必ずコットンを使用して下さい。

コットンで化粧水を顔全体に手早くつけたら、すぐに指で顔を優しくパッティングして下さい。
長時間コットンを使っていると、今度はコットンに水分が吸収されてしまうので速やかにおこなってください。

そして、指でのパッティングでは自分の年齢の数を目安にしてください。
自然と化粧水が肌に浸透して、だんだんモッチリした肌に感触が変わってきます。

これらの一連のケアを継続することで、毛穴の汚れ詰まりや広がりを抑えることが出来ます。

一度広がってしまった毛穴は小さくする事は難しいです。だからといってそのままにするのではなく、より毛穴が広がらないようケアをした上で、毛穴が立ちにくくなるよう肌のキメを整えましょう。

毛穴についての正しい知識とケア方法を学ぼう