某化粧品メーカーのアンケート結果によると20代〜40代の女性の肌悩みの1位は毛穴の黒ずみ・開きだそうです。
なんと58.1%と過半数を超える方が悩んでいるのですね。

そんな毛穴の悩みですが、毛穴の敵は一体何なのでしょうか。
紫外線、エアコンの乾燥、気温、皮脂、メイク汚れ、加齢によるたるみなど毛穴の敵は非常にたくさんありますよね。

このように、毛穴の敵すなわちトラブルの原因がたくさんあるということは、それに対するケアもタイプ別に分けられるということになります。

つまり自分の毛穴はどういうタイプもしくは状態のの毛穴で、何が一番の原因であるのかを知り、それに対して的確なケアを行うということが非常に大切なのです。

それではタイプ・状態別に毛穴トラブルを見ていきましょう。

状態別 毛穴トラブルの種類解説

今回は大きく4つのタイプに毛穴のトラブルを分けてご紹介します。
鏡でご自身の毛穴の状態を確認の上読んでみて、毛穴にあったケア方法を取り入れてください。

「開き毛穴」

このタイプは、もともと乾燥肌の方や、潤い不足でキメが荒くなった方に多く見られます
乾燥を防ぐために角質層が厚くなってしまい、毛穴が皮脂と混ざって詰まっている状態ですので、まずは、肌に水分補給をしましょう。
潤いを与えることでキメが改善し、毛穴が目立たなくなります。

「メラニン毛穴」

これは、角栓が酸化して黒くなった状態ですね。いわゆるイチゴ鼻です。
悪化すると黒ずみ色素沈着をおこしてしまいますから、洗顔をきっちりすること、UVケアをしっかりすること、そして美白ケアも行いましょう。

「角栓毛穴」

オイリー肌タイプの方や皮脂が多いTゾーンによく見られる毛穴ですね。
過剰な皮脂により角栓がたくさん詰まって、毛穴自体を押し広げている状態です。
泡洗顔でやさしく洗い、洗顔後の保水保湿ケアを心がける事で皮脂の分泌をコントロールしていきましょう。
そしてその上で長期的にじっくり角栓を除去しましょう。

「たるみ毛穴」「帯状毛穴」

主に30代半ばから40代前半に頬に出てくる毛穴です。
加齢、乾燥、紫外線により、肌がたるむことで起こります。悪化すると、毛穴と毛穴の間の凹んだ皮膚がくっついて帯状になり小ジワに見えて来ます(帯状毛穴)。
保湿ケアと、ハリを取り戻すために肌を上に上げるマッサージや、コラーゲンの摂取老化を防ぐための紫外線予防が効果的です。

いかかでしたか?自分にあった毛穴ケア見つかりましたか

上記の4つだけが毛穴トラブルの状態というわけではありません、時には複合的に組み合わさっていたり、あなたのお肌のタイプによっては肌トラブルに加えて毛穴トラブルが生じていたりと様々です。
また頬、鼻など部位によっても毛穴のタイプが異なり、顔の箇所ごとに違う毛穴トラブルが生じていいる場合も考えられます。
注意して自分の毛穴をチェックしましょう。

一日でも早く、今すぐ治したい、キレイな毛穴にしたいと思い、焦って負荷やストレスのかかるケアをしがちなのはわかります。
しかしそこはぐっと堪えて、地道ではありますがじっくり丁寧にお肌、そして毛穴のケアをしていきましょう。